顔の見えないインターネットで。

2010.10.29 Friday

大学に受かったって書いてから,
オフ会でもしよーって 誘ってくれる人が,ちらほらいるよね。


ねここなんかと会ってみたいって
思ってくれる人がいるのは,嬉しいです(*´ω`*)


…たぶん, 会ってもいいと思っているということは,少なくとも
私が危険な人ではなさそうだって,信じてくれているって ことだと思うから。


 *   *   *


だけど ね。


私は,気軽にオフ会とか行ってるように見えるかもしれないけれど,

本当はね,けっこう 怖いの。
ネットの友だちに会うのって。



インターネットをぜんぜんやらない人からすると,
オフ会だなんて,有り得ないみたいで,

「怖くないの?知らない人と会うなんて」

よく,そういう風に訊かれる。


そういう時は

「別に怖くないよ~。知らない人じゃないもん。」

って,答える。私。


だって,私の思ってる “怖い” は,
たぶん,その質問をしている人の言ってる “怖い” とは違うから。


会う約束をした人が本当は悪い人で,
危険な目に合うとか,何かに巻き込まれるとか,

そういうのが怖いんじゃ,ないの。


そんな不安が付き纏う相手とは,はじめからそんな約束なんて
しなければいい話でしょう。


 *   *   *


…私が怖いのは,そうじゃなくて。


実際に会ってみて, 嫌われたらどうしよう っていうこと。


それがいつも怖い。
すごく怖いよ。



つまらない子なんだよ,私って。

面白いことなんて言えないし,話を振ったりもできないし。
言いたいことがうまく伝えられなくて, しどろもどろになっちゃうし。


チャットみたいな 文字のやりとりだと,なぜか大丈夫なんだけどね。
口で音を出すのが,苦手みたい。



それに,自分の顔も嫌い。 大嫌い。


みんな言うでしょ,
「どうせほんとは可愛いんでしょ」 とか。

そうだったら苦労しないよ。


“相手の顔が見えない” っていうのも,
私がインターネットにのめり込んだ大きな原因の1つなんだから。


 *   *   *


みんなが言うの。

私の顔が気持ち悪いって。


一言も口を聞いたことすらない,クラスメイトの男の子たち。
廊下ですれちがうたびに,私の顔を見て,吐く真似をするの。


ねここさんの顔がキモすぎてみんな吐いてしまいましたー って,
そう,おどけたように言いながら,けたたましい声で,げらげら笑うの。


『普通の顔を失った9人の物語』
病気や障害で顔が歪んでしまったらしい人たちの話。

そんな本が,朝から机の上に置いてあって。


お前の仲間の話だよ。
キモイんだよ整形しろよ, って。


冷たいオサカナみたいな目をして笑うの。


私だって,できることならそうしたいよ。


私が不器量なのは,私のせいじゃないのに…。



いつも,いつも, お昼休みはトイレの個室で,イヤホンで耳を塞いで,
大好きなCoccoの声ばかり聴いてた。



きれいな心でいると きれいになると言うけれど
鏡の中を覗くと おかしな顔だな

生まれた子どもはみんな きれいな感じがするんだ

いじめられても泣かない
私のとりえよ



…なんて,ね。
これはCoccoじゃなくって,戸川純ちゃんの歌なんだけど。


 *   *   *


私はあえて,中学校からの知り合いが誰もいない高校を選んだ。


そうしたら,
今まで苦手だと思っていた,関わりたくないと思っていた,
男の子という存在も。

極々ふつうに, おはよう,ってあいさつしてくれたり。
駅で会ったら手をふってくれたり,したけれど。


でも,でも。


それでも,本当は, 本当は気持ち悪いって思われてたらどうしよう。


いつも自分の顔を見てしまう。
街にある小さなミラー。 コンビニの棚の間にある全身鏡。
道端に止めてある車の窓。


家でもときどき何時間も鏡を見ては,
自分の顔をひっぱってみたり,抓ってみたり。

なんでこんな顔なんだろうって。



私は, かわいくなりたくて。 とにかく,かわいくなりたくて。

かわいいものに囲まれて過ごしたくて。
身の回りのもの, ぜんぶ可愛くなくちゃ,気が済まなくて。


女の子らしくなりたかった。

私だって,お姫様になりたかったよ。



だけど鏡を見ると,自分の醜い顔が映る。

そうよ, 吐き気をもよおすほどの。



だから私は, 顔が見えない,インターネットの世界に逃げ込むのが
癖になってた。


私はコンピュータが好きなわけじゃなかった。
携帯電話が好きなわけじゃなかった。


人と話したかっただけ。
誰かと,繋がっていたかっただけ…。


 *   *   *


はじめてオフ会に誘われた時は,不安だった。


顔が見えないからこそ続けてこられたネットの世界が,
現実の世界と繋がっちゃう。

今まで仲良くしてくれた人たちも,もし,もし,会った途端に拒絶されたら,
どうしよう?


でも,だけど,会ってみたい。 行ってみたい。
もっと人と関わりたい。

その気持ちの方が強かったから,私はオフ会へ行ったんだよ。


高校1年生の冬,
ニコッとタウンのお友だちとはじめて遊んだの,
今でも,はっきり覚えている。

6人で,ごはんを食べて,カラオケに行って。

私より,ずっとずっと年上の人たちばかりだったけど,
みんなとっても,優しかった。

歌も 上手だねって褒めてくれた。


本当に,
本当に嬉しくて…。



その時だけじゃなく


いままで, 遊んだことのある,インターネットで知り合ったお友だち。


みんな, 気持ち悪いなんて言わずに,受け容れてくれたんだよね。



“ネットの友だち” なんて言うと,
寂しいやつだとか,顔が見えない相手なんて信用できない,
まして会うなんて危険だからやめろとか,そういう風に言われるけれど…。


出逢った場所が,
外や学校か,ネット上かっていう違いだけでしょう?


もちろん, 危険が付き纏うことは分かっているつもり。

素性が分からないぶん,
学校なんかでの出逢いよりは,確かにずっと危険かもしれない。



でも, この人なら大丈夫 って考えて,
いっしょに遊んだり,仲良くしてくれる人は,

やっぱり, 私にとっては,とっても大切な人たち。



怖いけど…

嫌われないか,拒絶されないか,怖くて仕方ないけれど。


それを打ち破ってくれた人たちなんだもん。



インターネットは信用できないだなんて,言わないで…。



リアルで出逢った人も, ネットで出逢った人だって,
私はおんなじように大切にしたい。



そんな風に思う今日このごろ, でした*

(*・ω・*)

2008.12.28 Sunday

ニコッとのオフ会いってきたよー♪

アリバイ工作たのんでごめんね,
ロスリン。。(;ω;)

いやだって,
「ネットで知り合った人達と会いに新宿行ってくるねキャハッ」
なんて言ったら
お母様に殺されかねないもん。。orz


…うん.
カラオケ楽しかった!o(>ω<)o ←第一声がそれ?

シドさんはめちゃくちゃ歌うまいし
美夜ちゃんは声かわいいし
めのうさんはアニソン熱唱してるし(*・.・)

ねここ
Coccoとか入れてよかったの…?w

でも割りと褒めてもらえたからよかったかな?(・・・)


オフ会で何がいちばん心配かって,
イメージが崩れることが心配だったんだけど。。

だってニコッとのアバターってすごい可愛いし
着せてる洋服も自分の趣味全開だから割りと可愛いのが多いし…

それでもって実物のねここ不細工だし(;-ω-)


でもでも
みんな優しい人たちばっかりでよかった(´ω`*)

また行きたいなー♪