脱け殻

2014.07.15 Tuesday

最近の私には,あまり楽しみが無くって。

本当に日々が淡々と過ぎていって,虚しいのです。

毎日,なんとか身体を起こして大学へ行って,
大学では誰と口を聞くこともなく,ひたすら講義だけを受けて。
帰ってきたら,ごはんを食べるのも,お風呂に入るのも,PCを開くことすらも,
何もかもが億劫で,そのままベッドに倒れ込んで寝てしまったりして。
夜中に目が醒めて,どうにかシャワーを浴びて寝直したりして。

体力が無いのか根性が無いのか分からないけど,
放課後に遊んだり,ましてオールなんてしようものなら,
疲れて翌日は学校に行けなくなってしまいます。

だから,元気に色んなところに出掛けていく大学生を見ると,
どこからそんなパワーが沸いてくるんだろうって不思議なのです。

もっとも,そんなパワーがあったとしても,
私には遊ぶ友だちなんて居ないのだけれど…。

 *   *   *

高校生の時は,私,寄り路が好きでした。

少し家から遠めの学校だったから,
帰りの電車,途中で降りて,しょっちゅう1人で横浜の街をうろうろしていました。
イヤホンで音楽を聴きながら。

音楽を聴いていると,何だか自分も歌いたくなってきて,
週に2~3回はひとりカラオケに行きました。
周りを気にせず大声で歌って,ストレス発散。

最寄駅のすぐそばにあった雑貨屋さんにもよく遊びにいって,
店長のおばさんとも仲良くなって。

家に帰れば,Skypeを立ち上げて,
インターネットで知り合ったお友だちとお話して…。


あの時だって,私は毎日が楽しくないと思っていたけれど,
今思えば,ひとりぼっちなりに,小さな楽しみがあったのだと思います。

 *   *   *

今の私は,
インターネットですらひとりぼっちだし,
絵を描くのも億劫だし,
カラオケボックスまで出掛けて行くのも面倒だし,
好きだった音楽を聴いても,つまらなくて。

何をするにもやる気が起きないのです。

なんにも無い。

今の私は,なんにも無い,
脱け殻の私です。


将来のことを考えると,不安になります。

仕事なんてやっていけるのだろうか。
それ以前に,就活をする気力があるのだろうか。

お金が無い。

親が死んだらどうしよう。

打ち込めるものが欲しい。

何の為に生きていくんだろう…。

思いきって死んでしまう勇気すら無いまま,
ずーっと虚ろな生活を続けていくのかと思うと,私は怖くて堪りません。


大学生になってから,ずうっとこの調子です。
私は一体,どこで道を間違えたのでしょうか。

お引越ししてきました。

2014.06.20 Friday

あらためましてー(*・ω・*)!
こんにちは。 ねここです。

前のブログから飛んできて下さった方,ありがとうございます。
タイトルのとおり,こちらにブログをお引っ越ししました。


…って,たぶん傍から見たら
「何が変わったの?」って感じだと思うけど…*>Д<!


何が変わったかというと,サーバーが変わりました\^○^/

今までPF-X.netという無料のレンタルサーバーを借りていたんだけど,
ちょっぴり不安定なのが気になっていて。。
ついに(?)有料のサーバーを借りることにしちゃいました…(`・ω・´)


それから,お引っ越しついでに Blogn+ から WordPress に乗り換えてみました。

PHPがあんまりよく分かってないから,
デザインとか変えるのにだいぶ苦労したよー!ヽ(;ω;)ノ
ぐーぐる先生に頼りつつ頑張った…!

まだ使い方が把握しきれてない & 色々イジリ中なので,
時々おかしな表示になるかもしれませんが…。

デザイン崩れてたりしたら教えて下さいー(>_<*)


ということで,これからはこっちで更新しようと思います(*´ω`*)
過去の記事もそのうち全部こっちに移します。

よろしくお願いします*

捩花

2013.06.22 Saturday

近頃の私は, 不安でたまらないのです。


何も見えない未来が, 不安で,
何も出来ない自分が, もうしわけなくて,
毎日やってくる灰色の朝から, 逃げてしまいたくて,

ひとりで柔らかい羽根布団にもぐりこんでみても,
不安は募るばかりで。

鉛みたいに重たい身体。


私は何がしたかったんだっけ?


ふと 辺りを見渡すと,
人生を満喫しているように見える 同窓の人たち。

自分の送れなかった人生, 自分の選ばなかった人生,
いまの私にはどれもこれもが羨ましくて,眩しくて。

過去をふり返れば,惨めな私。

青い空が恨めしい。


卒業式。

はしゃいでいるクラスメイトを尻目に,
ひとり, 逃げるように入った女子トイレの個室。

深呼吸。


ねえ, 誰か他の人と,人生とりかえっこしたいよ。



お願い。 手をひいて。
どこか 明るい陽の差す場所へ, 連れていってほしい。


私の名前を, 呼んでほしい。

女の子になりたい。

2013.06.13 Thursday

塾の帰り道だろうか。

小さな身体に似合わない 大きな鞄を背負って,
子どもたちが夜道を歩いていく。

街灯に照らされた無邪気な笑顔が目に映る。


私は哀しくなる。

もう自分はあの頃には戻れないんだと思うと,
どうしようもなく,虚ろな気持ちが私を包み込む。

私はあの歳の頃,何を想って生きていたんだろうか。
今はもう,思い出せない。

 *    *    *

私の憧れは,小さい頃から, 『小公女』 のセーラだった。
今でも,ずっと。

いつだって気品と優しさと想像力を忘れない,
セーラみたいな女の子になりたかった。


でも,今の私は,
とっくにセーラの年齢なんて追い越してしまった。

私は一体,何を目標に生きればいいんだろう。


女の子から女性へ,変わらなければならない時なのに,
私の憧れは,いつまで経っても女の子なんだ。

 *    *    *

ラムネ瓶の中の,きらきらしたビー玉が欲しくって,
それだけのことに夢中になれた頃。

お風呂に浸かって水面を見ると,ゆらゆら伸びた,自分の手足。
魔法みたいに見えた頃。


使える言葉も,使えるお金も,行ける場所だって,たくさん,たくさん。
子どもの頃よりずうっとたくさん,あるはずなのに。


あの頃は無限に広がって見えた世界が, 今ではとっても, 狭くて苦しい。